今回は「ゴードン法」を使ったアイデア発想法をご紹介します。
以前紹介した発想法「ブレインストーミング」から派生した方法なので
いつもと違うブレインストーミングをやりたい方はぜひお試しください。
ゴートン法とは?
「ゴードン法」とはウィリアム・ゴードン氏が発案した
ブレインストーミングを応用した本質から考える発想法です。
ブレインストーミングと違う点は、
リーダー以外はテーマを知らない状態でアイデアを出し合うということ。
用意するものはブレインストーミングと同じく、
筆記用具とグループで書き込めるサイズの用紙があればOKです。
ゴードン法でブレインストーミングをやる方法
具体的なやり方は以下。
1,リーダー(進行役)が本来のテーマの根源になるテーマを決める。
・例えば「新しいスマホアプリの提案」が本来のテーマならば、
ここでのテーマは「日常生活・仕事で不便に感じること」など。
2,決めたテーマでブレインストーミングをする。
3,今度は本来のテーマで2セット目のブレインストーミングを行う。
・1で出たアイデアを踏まえて、再度アイデアを出してまとめる。
ブレインストーミングはみんながテーマを知っているため、
自由な発想と言ってもどうしてもイメージや固定概念に流されがちです。
ゴードン法はテーマを隠して抽象的なことを話し合うことで、
よりテーマの本質的な部分に気づきやすい利点があります。
意外に灯台下暗しだったアイデアが生まれることも多いので
ブレインストーミングが慣れてきたら変わり種として使うのもいいかもしれません。