今回は昔から利用されていたアイデア発想法である「KJ法」をご紹介します。
「1960年代に生まれたアイデア発想法」ですが、
今でも使えるシンプルな方法なのでぜひお試しくださいませ。
KJ法とは川喜多二郎氏が1965年に考案した方法で、
カードにアイデアを書いて、分類・整理することでアイデアを生み出す方法です。
Kawakita Jiroの頭文字を取ってKJ法と呼ばれ、
頭の中で考えていることをカードに書き出すことで
ストレスなくそれぞれのワードを組み合わせ、連想できるため、
漠然と頭の中で考えるよりも整理されたアイデアを生み出せる方法です。
頭に詰まったアイデアを整理するKJ法のやり方
1,まずはテーマに対して思いつくモノ・印象・アイデアなどを
自由にカード1枚ずつに書き出してテーブルに並べます。
2,関連するカードを並べてグループを作ります。
3,各グループに名前を付けます。
4,グループがたくさんできた場合は、
グループをまとめて「更に大きなグループ」を作ります。
5,整理された全体像とグループ化されたカードから連想し、
思いついたアイデアを書き出してリストアップします。
KJ法は画期的なアイデア発想法というよりは
頭の中をうまく整理するために使う方法と言えるでしょう。
「どうしてもアイデアが出てこない!」という時に使うことで
また違った視点からのアイデアが思いつくかもしれませんね。