今回はうまく行かない原因をあぶり出す「なぜなぜ5回法」をご紹介します。
「問題解決のためのアイデア」を簡単に出せるのでぜひお試しくださいませ。
なぜなぜ5回法って?
なぜなぜ5回法とは、
「この問題がなぜ起きたのか?」という質問を繰り返し、
1つ1つの原因と対策を明確にする方法です。
トヨタの元副社長が考え出した方法であり、
製造工場で起きた事故の原因追求・再発防止に使われていました。
問題の解決策が分かる「なぜ?」の使い方
例えば、「ウェブサイトで商品が購入されない」という問題を考えてみましょう。
「ウェブサイトで商品が購入されない」
1.なぜか?↓
「アクセスが少ないから」
2.なぜアクセスが少ないのか?↓
「どこからもリンクされておらず、誰も拡散してくれないから」
3.なぜ誰も拡散してくれないのか?↓
「有益なコンテンツがないから」
4.なぜ有益なコンテンツがないのか?↓
「面白い記事の作り方が分からないから」
5.なぜ面白い記事の作り方が分からないのか?
「記事の書き方について学んでいないから」
というように繰り返していきます。
もっと質問が繰り返せる場合は具体的なアイデアが出るまで続けましょう。
こうして質問を繰り返していくことで原因がリストアップされ、
「今後どうしたら改善されるのか」が自然とあぶり出されます。
今回の使用例では、
「拡散されるような面白い記事を書くために、記事の作り方を学ぶ」
ということが改善策として見えてきました。
このように細かな要因を明確にすることで
実行に移しやすいタスクを簡単に作ることができます。
自分だけでは見えない部分もあるので、
第3者も交えてなぜなぜ5回法を行うのもおすすめです。